『個性なんか表現する必要はない』と断言出来る理由

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音楽に個性は必要なのか。
 
 
作曲家と聞くと、個性的なイメージがあると思います。
 
 
クリエイティブな職業の方は、”個性” というものについて大体何かしたらその人の考え方があるようで。
 
 
今回の記事ではまっぴんの個性に対する考え方を書いてみます。
 
 
 

1. そもそも個性とは

 
個性とは端的に言えば「人との違い」だと思っています。
 
 
なら、一体どこが違うのか。 
 
 
「個性的」と言われる人は「常識破り」というイメージと一緒に連想される事が多いように、考え方や心などの違いについて言及する人が多い気がします。
 
 
ただ、物事には必ず
「表と裏」
「メリットとデメリット」
 
 
があるように、「心」があるならその反対もあるはずなんです。
 
 
僕はそれを「身体」だと思っています。
 
 

2. 猫背で自信たっぷりの人はいない 

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あなたは、背中が丸まってる人で自信たっぷりな人を見た事ありますか?
 
 
自信がなくなって、猫背になったのか。
 
 
猫背になったから自信がなくなったのか。
 
 
どちらが先かは分かりませんが、猫背の状態で自信を持つのは難しいでしょう。 
 
一度、あえて猫背で生活して、自信たっぷりに人と会話出来るか試してみてください、かなりキツいです。
 
 
身体の状態はダイレクトに、その人の心の状態を反映しています。
 

 3. 人は生まれたときから個性的

 
生まれたばかりの赤ちゃんは個性的でしょうか。
 
意思疎通が出来ないので、考え方、心は個性的なのか正直わかりません。
 
ただ、生まれてきたその時点で、赤ちゃんは唯一無二のその体を保有しています。
 
身体の状態はダイレクトに心に反映される。
 
 
なので、生まれたばかりの赤ちゃんはやはり個性的だと思います。
 

 4. 個性のための個性は没個性

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というわけで、生まれた瞬間から僕たちは個性的だと思うんです。
 
 
音楽を含め、他のクリエイティブな職業に関しても、個性を大事にしろと良く言われますが、大事にしなくても、作品に個性は勝手に反映されます。
 
何もしなくても反映されるのに、さらに意識すると、不自然です。
 
 
自分自身では「どうだ!すごいだろ!」と思っているけれど、周りは「なんか変、それ必要?」みたいな感じです。
 

 5. 自然に個性が発揮される条件

 
個性を強調しようとするほど、不自然になっていきます。
 
 
逆に、個性を無くそうとすると、どうなるでしょうか。
 
 
答えは、何も作れなくなります。
 
 
「じゃあ、どうすればいいんだよ!」
 
 
という声に、僕は
 
 
「個性なんてどうでもいい」
 
 
という答えを提示したい。
 
 
だって、生まれたときから既に個性的なんだから。
 
 
ただ、その個性が自然に発揮される条件があると思っています。
 
 
それは、プロセスを楽しむ事です。
 
 
野球のイチロー選手が言っていたのですが
 
 
「結果は、次の仕事を運んでくる。プロセスは人間を成長させる」
 
 
という趣旨のことを仰っていました。
 
 
本当に個性を大事にしたいのならば、プロセスを大切にする、つまり楽しむ。
 
 
プロセスを楽しめた時、結果は後から付いてきます。
 
 
このスタイルが健全の個性のあり方に繋がるんではないかと思っています。
 

 6. 個性の基準は自分の外にある。

 
このブログは、社会貢献、すなわち「音楽で人の役立ちたい」と思う人に書いています。
 
 
なので、この記事の読者の方が音楽制作において、大切にするべきは、「内なる個性」ではなく、「誰の何のために作っているか」という意識です。
 
 
場合に寄っては、「君の個性を全面に押し出した曲が欲しいんだ・・・!」と依頼されたり、「このBGMは、目立たずに裏方に徹しよう」など、個性のバランスに変化が生じます。
 
 
このバランス感覚の基準は、かならず自分の外にあります。
 
 
だって、個性とは「あなた」と「あなた以外の人」の異なる部分です。
 
 
前述の通り、自分の個性は意識すると不自然になる。
 
 
なら、あなたの個性を規定するのは、あなた以外の個性なんです。
 
 
楽曲制作を依頼されたら
 
相手を客観的に見極めて
相手と自分の違いを知り
オーダーを把握して
プロセスを楽しんで楽曲を提供できれば
 
 
あなたの個性は、その時に適した形で自然に表れます。
 

 まとめ

 

個人的な「個性」の捉え方について記事にしてみました。
 
 
まっぴんの考え方は、養老さんの「バカの壁」という本に影響されている部分がありますので、興味がある人は読んでみると良いかもしれません。
 
 
 

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