DTMerがミックス・マスタリングで知っとくべき歴代コンプレッサーをまとめてみた。その④

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定番コンプのまとめ記事の4回目。

今回は

・dbx160

 ・Variable Mu limiter Compressor

を取り上げました。

 

dbx 160 / dbx社

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有名度60%

1970年代半ば〜1980年代にかけて人気だったコンプだそうです。

音楽制作してる人全員が知ってる定番コンプ、という訳ではないようですが、エンジニア関係の方は必ず知ってはいる模様。

 

タイプ・使い所

VCAタイプでレスポンスが早く、歪む感じが特徴のコンプ。

ロック・EDM・ヒップホップなどのジャンルに向いてる傾向。

 

使用感

・激しいロックなどの歌に使用してみるとガツンと声が前に張り付くように出てきて、オケに歌が負けた感じにならないし、カッティング・ギターにかけるといい具合に太く温かいサウンドになります。

とにかく、その“コンプかかってる感がたまらないキャラクターとなっています。

 

・アウトプットを上げていくと簡単に歪んでくれるので、ドラムなどの音源も“とにかくつぶしたい"¨歪ませたい"という人には最適なエフェクターだと思います。

引用 : http://lgril.blog59.fc2.com/blog-entry-183.html

個性強めですね。 

 

比較

手元にあったエミュレートプラグインNative Instruments VC160(Ultimate9に同梱)です。

 

パツパツした感じのサウンドになって、Kickに掛かった感じとかは結構好きですね。(音像が若干平たくなるのが気になるけど)

ただちょっと、NIのプラグインだけだと不安(スイマセン)なのでUADとWavesの比較動画も張っときます

(4:26〜UAD比較、5:50〜Waves比較)

UADよりWavesのがやっぱり派手に掛かってる印象がありますね。

派手なシーンで活躍するコンプなので個人的にはWavesのが気に入りました。

 

比較に使用したプラグイン

dbx® 160 Compressor Limiter プラグイン / Universal Audio社

dbx 160 compressor  limiter / Waves社

 

 Variable Mu limiter Compressor / Manley Laboratories

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有名度70%

通称「バリミュー」

2Mixをしっかり馴染ませるために掛けるマスタリング専用コンプです。

マスタリングスタジオでは定番のコンプだそうで、

 

タイプ・使い所

書き出した2Mixに使用。

動作方式としては真空管タイプ。

真空管のみ使用しているタイプは、このコンプとFairchild 660/670のみとのこと。

 

サウンドの感じですが

代理店のサイトには「ファイナルミックスにとろけるように甘いクリームを加える作業」だなんて書いてありますが、これは要は高域が鈍るということです。

鈍る、というと悪い印象を持つ方も多いかもしれませんが、決して悪い意味ではなく、高域がちょっと抑えられることにより全体的なまとまりが出る、という事です。

引用 : http://ameblo.jp/heavenandhelltokyo/entry-12016769824.html

マスタリング用コンプで全体を整えたら、鈍ったサウンドをマスタリング用EQで付いてしっかり出してあげる必要があるとのこと。

 

比較

3:42〜 ドライ音、プラグイン、ハードの3種類の比較をしています。

プラグイン : 広域が確かに抑えられているのは分かるんですが、フィルターが薄く掛かったような印象。

ハード: 音が「リッチ」になった感じで。めっちゃいい。(笑)

 

比較に使ったプラグイン&機材

 Variable Mu limiter Compressor / Manley Laboratories社(実機)

Manley Variable Mu® Limiter Compressor / UNIVERSAL AUDIO社(プラグイン)

 

まとめ

プラグインでエミュレートされるような有名なコンプを4回に渡ってさらってまとめてみました。(半分自分のため)

ビンテージコンプのプラグインを使うときに、定番使うだけならこれだけぐらい抑えとけば、問題ないはず。

参考にどうぞ。

 

 

 

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