DTMerがミックス・マスタリングで知っとくべき歴代コンプレッサーをまとめてみた。その②

「音楽 x 占い」のハイブリッドフリーランサー、プロスピです。

 

前回の記事では、こちらの3つのコンプレッサーを紹介しました。

・Teletronix社「LA-2A」、「LA-3A」

・Urei社「1176」

DTMerがミックス・マスタリングで知っとくべき歴代コンプレッサーをまとめてみた。その①

 

今回の紹介するものも、シミュレートされたプラグインが数多く出てる有名どころです。

しっかりチェックしてどうぞ。

 

Fairchild 660 & 670 / Fairchild社

fairchild-2 

有名度 = 100%

エフェクター界のビッグスリーの3つ目。 中古の実機は売りに出ると300万はするとか・・・。

660と670の違いは、モノラルかステレオの違い。  

 

タイプ・使い所

真空管タイプ。 このタイプ特有の倍音が加わることで、太くてアナログな音になるのが特徴。

アナログ・ファット感が良い感じなので、各トラックにインサートしたり。

プロスピはWaveのプラグインで持ってますが、音だけ通してアナログ・ファット感を加えるなど

コンプを掛けるというより、音色調整のイメージで使ってます。  

 

使用感

真空管による倍音が付加されることで、音を通すだけで、パァーッと音が明るくなります。

中高音域、特に高音域の変化が顕著ですね、  

 

比較

 

Fairchaild 660を掛けてあるほうが、気持ち良いぐらい元気ハツラツなサウンドになっています。

 

シミュレートに使ったプラグイン

Waves / JJP Analog Legends  

 

CL-1B / TUBE-TECH社

tubetech_cl1b  

有名度80%

プラグインで持ってる人は少ないかもしれないですが、どこのスタジオにもあるイメージ。

 

タイプ・使い所

クセのなさがどのスタジオにもある理由ではないでしょうか。

動作方式が光学式(Optical)ですので、atack,リリースのエンベロープが緩やか。

伸びある、ボーカルやベース、弦楽器、管楽器などに使うと良いかも。

出力に真空管アンプを使用しているので、サウンドは中高域に倍音が加わって明るいイメージ。

 

ちなみに このタイプの元にCL-1Aがあり

CL-1Bのハイファイ・ファットな感じとは違う細くて滑らかなコンプレッション、とのこと。

(自分の耳では確認出来てません。)

CL-1A参考 : http://pt-sound.dreamlog.jp/archives/51367674.html  

 

使用感

持ってないので、他のご意見。

ボーカル録音に使用しましたが、ハイファイ傾向な音で真空管特有の暖かみのある質感でした。

引用 :  http://www.ones-will.com/blog/recording-equipment/compressor/3455/

 

ハードウェア版のCL 1Bが、ボーカルからアコギ、ベース、ドラムなどオールマイティにほとんどの楽器に使用できる魅力を持っていましたが、このSOFTTUBE TUBE-TECH CL 1B COMPRESSORも それと同じく真空管独特のサウンドはありつつも、クセや音痩せがなく、実機と同様、素晴らしいサウンドを持っています。

引用 : http://lgril.blog59.fc2.com/blog-entry-552.html

上記プラグイン『SOFTTUBE TUBE-TECH CL 1B COMPRESSOR』で次に比較をします。

 

比較

SoftTube社から『Tube-Tech CL 1B Compressor』というプラグインが出てるので

以下公式の比較動画(2:00〜

真空管な感じがFairchildほどではないですが感じられますね。

 

シミュレートされてるプラグイン

Tube-Tech CL 1B Compressor / SoftTube社  

 

 DISTRESSOR(EL-8X) / Empirical Labs社

empirical_labs_distressor_el8  

有名度60%

1990年代に発売された比較的新しいコンプレッサー。

複数のアナログ回路をデジタル制御で組み替えて、往年の名機をエミュレート可能。

『往年の名機を低コストで手軽に扱いたい』という欲求を、技術が発達した90年代に実現しようとしたんですね。  

 

タイプ・使い所

サウンドをシミュレートできるビンテージ機器 LA2,LA3,LA4 —- オプト(光)コントロールタイプのモデルをシミュレート LN1176 —- 1176の速いアタックをシミュレート DBX160 —-  遅めのアタック、速いリリース Fairchild IGFET —- ビンテージ・ハード・ピークリミッティング Fairchild 670 —- スムースなカーブと多めの2ndハーモニクスを付加

引用 : http://umbrella-company.jp/empiricallabs-distressor-el-8x.html

 

さらにハーモニック・ディストーションを3段階で付加できるなど音作りの幅は広く、世界中のスタジオで愛用されている。

引用 : http://www.redbullstudios.com/tokyo/articles/gears-of-the-month-vol5-universal-audio-1176lnretro-instruments-sta-level-etc

一番本質的な特徴は、無個性。

様々なモデルをエミュレートするには、その元にクセがあっては邪魔になるはず。

元の音色を損なわず、状況次第に合わせた設定でカメレオンのように音色変化するコンプ。

使い所は、設定次第で何でもある程度網羅できそう。

 

使用感

持ってないので他の方のご意見。

「シミュレートは確かにそれらしい音がするものの、ビンテージ・コンプほどキャラクターはキツくなく、それが使いやすさにつながっていると思います。モダンなサウンドがするコンプレッサーですね」

引用 : http://umbrella-company.jp/empiricallabs-distressor-el-8x.html

 

「Distressorもロックな使い方ができますが、コンプで潰しても音が遠 くに行かないサウンドが特徴だと思うんです。」

「多分原音の質感を損なわずにコンプをかけたい場合にDistressorを使うと思うんですね。」

「Urei1176だと、通すだけで1176らしいキャラクターが得られるけど、Mike-EやDistressorのコンプレッサーは多少強めにゲイン・リダクションしても音は遠く へ行かないし、小さく纏まったりすることもなくていいな、と思います。」

http://umbrella-company.jp/empiricallabs-mike-e_review.html

 

比較

・青色部分 : MBox2(オーディオインターフェース) → UADのLA-2A

・赤色部分 : オプティカルに設定したNeve 1272(マイクプリ) → DISTRESSOR

DISTRESSORも光学式(Optical)モードです。

 

 

LA-2Aはクリアで明るいサウンドに感じる。

DISTRESSORは結構ディストーションが掛かって、ダイナミクスも結構潰してそう。

ビットレート落ちたようなクセのある音になってます。

オケに混ぜるとそのほうが味出そうだけど。

(設定の詳細が確認出来ないので、あくまで参考程度に)  

 

その③へ続く!

「Fairchild」「CL-1B 」「DISTRESSOR」の3つのコンプレッサーを紹介しました。

「Fairchild」前回に負けず劣らず有名なので、プロスピ的には「1176」 「LA-2A」と合わせてコンプ界のビッグスリーです。

 

DTMerがミックス・マスタリングで知っとくべき歴代コンプレッサーをまとめてみた。その③

 

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プロ・スピリチュアルコンポーザー

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仕事は「作曲家 x 占い師」。作曲に占いからアプローチする第一人者。楽曲提供はワンピースVRのPV楽曲、ケリ姫のゲーム音楽などゲーム音楽を中心に。「音楽 x 占い」の可能性をインターネットでいかに高めることができるのか、ハイブリッドフリーランスの肩書きを掲げて活動している。
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