DTMerがミックス・マスタリングで知っとくべき歴代コンプレッサーをまとめてみた。その①

2016/09/18

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ハードの機材は様々な種類がありますが、ソフトウェアプラグインを使いこなす場合、その知識が必要なのでまとめてみました。

 

LA-2A  / Teletronix社

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有名度 = 100%

コンプレッサー界のビッグスリーの1つ目。

どのスタジオに行っても必ずある最も有名なコンプのうちの1つ。数多くの会社がシミュレートしたプラグインを出していて、圧倒的な信頼感。

 

タイプ・使い所

・「LA-2A」はアタックもリリースもかなり遅いオプティカル方式を取っているので、原音のエッジに当たる部分には掛からず、アタックの先にある持続音のところに効きます。なので、歌やベースなどのモノラルの音を太く滑かにする特徴があります。

・また真空管を使用しているので「1176」とは別のキャラクター心地よいアナログライクな歪ものるので、音量の調整よりは音作りの用途なイメージもあります。

出典 : http://miyaji-parec.jugem.jp/?eid=1882

個人的にはモノラルだけじゃなくて、伸びやかさのあるストリングスとかのステレオ素材にも普通に使います。

 

使用感

使った感じは、音に芯が出て、パっと明るくなる感じ。

 

比較

 

シミュレートしたプラグイン

CLA Classic Compressors / Waves

 

LA-3A / Teletronix社

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有名度 = 70%

LA-2Aの後継機。

LA-2Aの廉価版らしいので、これを使うなら、LA-2Aか1176を使うという事になってしまうのでしょうね。

 

タイプ・使い所

・LA-2AとLA-3Aの大きな違いは、真空管を使用しているか否かです。

・LA-3Aでは真空管の代わりにトランジスタを使用する事でコストを抑え、小型化を図ったそう。

出典 : http://masashi365.blog.fc2.com/blog-entry-94.html

『ここはLA-3Aの音じゃないとダメなんだ!』という風にピンポイントで使ってくのが良いかと思います。

 

使用感

・「LA-3A」はどんな感じかというと、「1176」よりカクカクしなくて、「LA-2A」よりは音量のコントロールが効くといった両製品の間の子です。

・ずばり「ミドルがグン!と出て来て音圧もつくが、原音のイメージをあまり壊さないコンプ」です。

出典 : http://miyaji-parec.jugem.jp/?eid=1882

LA-2Aや1176と比較して効きが軽いイメージ。

使いどころが難しい、たまに活躍する人。

 

比較

 

シミュレートしたプラグイン

CLA Classic Compressors / Waves

 

1176 / Urei社(現Universal Audio社)

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有名度 = 100%

コンプレッサー界のビッグスリーの2つ目。

超有名です。

タイプ・使い所

・「1176」は、アタックが早くリリースがほんの少しゆるい、つまり瞬間的な音のアタックと余韻の部分をコントロールするのに向いています。

・VocalやDrums録音はもちろん、ギターからベースから何にでも使える万能型です。

出典 : http://miyaji-parec.jugem.jp/?eid=1882

粒揃えのコントロールに使う場面と、積極的な音作りで使う場面の使い分けが大事。

 

使用感

独特のエッジ感がロックっぽくもあり、ナチュラルな音では無いともいえます。ハキハキもパキパキも行けるタイプです。

出典 : http://miyaji-parec.jugem.jp/?eid=1882

一般的には、中低音が増幅してタイトな仕上がりになるそうで。

所有してるSlate Desital社のVMRの使用感だと、掛けると中域のサウンドが充実して、使えない音が使える音になる優れもの。

 

比較

全体的に重心が下がった感じ。

Kickなんか明らかに変化してますね。

 

シミュレートしたプラグイン

VMR Virtual Mix Rack Plug-ins / Slate Desital

 

その②へ続く

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DTMerがミックス・マスタリングで知っとくべき歴代コンプレッサーをまとめてみた。その②

 

 

 

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