小アルカナ『ソードの5』

シンボル一覧

勝者の男性

この男はこの土地を所有する領主です。

嘲笑的な横顔から分かるように、この男性は強い利己主義者です。

自分の利益を守るためには手段は厭わず、相手の心配なんて1ミリも頭にはないです。

 

人を攻撃せずにはいられないこの男性は、孤独、無理解、低い自尊心などを象徴してます。

 

服の赤色は情熱を象徴します。

ただ、利己主義を強く含むこのケースでは、それを野心と言います。

 

緑色は本来争いを避ける色ですが、中性色ゆえに赤色の野心に染められてしまっている、と解釈できます。

 

落ちている剣

勝者の男性は欲が強いので、彼にとって利益は重要です。

ただ、彼が利益を象徴する剣を拾ってはいないのはなぜか?

それは、何よりも「人より上に立ちたい」という偏った自己愛を満たすのが目的だからです。

 

敗者の2人の男性

右の男 → 負けたことに悔しい、負け方に悔しい

左の男 → 執着はなく、勝負に負けただけだと

敗者の男2(右)

服の黄色は、知性・精神を象徴します。

 

海と山

・高い創造性と受容の心を意味する「海」

・神への信仰、もしくは神自身を象徴する「山」

この2つと登場人物の立ち位置にフォーカスすると

・勝者の男性 → 背を向けている

・敗者の男性 → 正面を向いている

という構図から、「ネガティブな物質欲」⇔「高次元の精神性」

という二項対立を読み取ることも可能です。

 

青色の空は「自然な流れ」を象徴します。

ただ、灰色の停滞、攻撃性を象徴する角のある雲が、この敵意に満ちたカードの雰囲気を醸し出しています。

 

正位置の意味

憎しみの争い。

動物的な暴力の戦いではなく、策略によって相手より優位に立とうするのが目的です。

一般的にこの戦いは「卑怯」「ズル賢い」という印象を与えますが、行きすぎると詐欺など犯罪行為になります。

 

情熱ワンドの5との対比

正々堂々、例えば、日本人の僕らにとっては武士道精神に乗っ取って戦いにも礼を重んじるのがワンドの5。

手段を選ばず、結果さえ手に入れば良いと考えるのがソードの5です。

 

満たされない気持ちの存在

ソードの5が示す具体的な出来事としては

・恋愛関係のもつれ

・家族関係のもつれ

・ビジネスであれば訴訟、詐欺

・不毛な口論

ただし、根本的な問題は別なところにあります。

繰り返しになりますが、人を攻撃せずにはいられない手前の男性は、孤独、無理解、低い自尊心などを象徴してます。

なので、フォーカスする必要があるのは、「今、目の前で発生してる問題ではなく、心のすきま風にどうむきあうか」です。

 

逆位置の意味(Upper)

正位置で負けを認めた敗者の二人が、逆位置だと憎しみの感情を持つ様子をイメージしてください。

深刻な人間関係の悪化

殺伐とした人間関係は拍車をかけるように、悪い方向へと事態が向かっていきます。

心の荒み具合も正位置に比べると、グッと高くなります。

 

問題の長期化

闘争が長引くことを意味しています。

中東地域での紛争が絶えない様子をイメージしてもらうと分かりやすいです。

憎しみが憎しみの連鎖を作り出します。

慢性的なストレスから、精神的なケアの必要性があります。

 

まとめ

このカードのテーマは「人と人が傷つけ合うこと」。

ドロドロと淀んだ人間関係は、深いレベルでの満たされない気持ちが現象化しただけです。

その本質的な問題に対処すれば、悪い状況から脱出できるはずです。

対処の方法については、補助として追加のカードを引くと良いかもしれません。

 

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プロ・スピリチュアルコンポーザー

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仕事は「作曲家 x 占い師」。作曲に占いからアプローチする第一人者。楽曲提供はワンピースVRのPV楽曲、ケリ姫のゲーム音楽などゲーム音楽を中心に。「音楽 x 占い」の可能性をインターネットでいかに高めることができるのか、ハイブリッドフリーランスの肩書きを掲げて活動している。
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