作曲編曲の考え方をラーメンで解説してみた。

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一曲に賭ける情熱と一杯に賭ける情熱は、畑は違えど、思いは同じ。

 

音楽の基本的な要素をラーメンで解説してみました。

麺 = メロディー

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ラーメンの場合

ラーメンで最も大事な要素は、麺です。

 

『汁無しラーメン』があるぐらいですから、麺さえあれば、ラーメンとして成立するんです。

 

仮に、麺を抜いたラーメン(汁だけ)があったとします。

 

お腹が空いてラーメン屋に入ったのに、スープだけを飲み干しても、満足感が得られないです。

 

麺ありきで作ったスープなのに、麺が無いんじゃ、物足りない。

 

麺がない、こういう場合は代わりの主食を用意する必要があります。

 

・『麺』の代わりに『ご飯』を添えてスープカレーにするとか。

・スープとご飯を融合させて『リゾット』にするとか。

 

音楽の場合

 

『メロディーさえあれば、曲として成立する』

 

という事になります。

 

先の例と同様に、『リズム隊やコード進行だけでメロディーの無い音楽』もあると考えられます。

 

こちらの解決方法も実は同様で

 

 『音楽にメロディーがないなら、音楽以外にメロディー(主役)がいる』

 

ということです。

 

例えば

 

・クラブでは、主役は『メロディーではなく』、『踊ったり飛び跳ねたりして楽しむこと』

・劇伴なら、主役は『メロディーではなく』、『劇』。

 

という感じ。

 

料理でも音楽でも、主食がなければ、満足出来ない、という事。

 

逆に、主食、メロディーが既に用意されている場合は、意図的に抜けば良いという事。

 

スープとタレ  =  ハーモニー

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ラーメンの場合

麺は主食なので、こちらは引き立て役。

 

結果として、全体を味を支配するもの、それが『スープ』

 

スープが美味ければ、多少麺がイマイチでも何とか口に入れられます。

 

ただ、コレが不味いと、他がどれだけ美味しくても食べる気が無くなります。

 

スープ次第でラーメンの方向性、善し悪しが決まる。

 

ダシは何にするか。

油はどうするか。

タレは塩、醤油、味噌、どれにするか。

どういう順番で何分に込むのか。

 

様々な要素を組み合わせて、麺の良さを最高に引き出すわけです。

 

音楽の場合

メロディーへのハーナイズが、ちんぷんかんぷんだと、曲を完成させても、『ハマった』感じがしません。

 

メロディーが『盛り上がる』所で盛り上がらず『落ち着く』とこで落ち着かない、そんな音楽なってしまいます。

 

メロディーを引き立たせるためのハーモニーを目指す、そのためには、一つ一つの和音を何にするかを決める必要がある。

 

1小節ごとにコードを割り振り、どの順番でどんな和音を繋げるのが一番自然か、メロディーとすりあわせる。

 

その結果、曲全体のハーモニーが出来上がります。

 

①各々の和音(コード) = スープとダシの素材

②コードの装飾(テンションつけたり) = 下ごしらえ

③コード進行 = 煮込む順番

 

①②③をまとめて、『スープのレシピ』と考えてみると良いかもしれません。

 

盛りつけ = 楽器の割り振り、フレージング

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ラーメンの場合

無くても成立するけれど、あればある程、豪華になっていきます。

 

チョイスするトッピングは、麺とスープのテイストに合うものですね。

 

極太チャーシューは、あっさり醤油ではなくて、家系のトンコツという訳です。

 

音楽の場合

楽器の割り振りは、トッピングの種類。

 

チャーシュー、メンマ、ネギ、コーン、どれをチョイスするかで、見た目がガラりと変わります。

 

その楽曲をどのように演出したいのか、求めるイメージに近い楽器を選びましょう。

 

フレージングは、トッピングをどう調理するか。

チャーシューながら厚切り、薄切り、どちらなのか。

ネギなら、白髪ネギ、みじん切り、どちらなのか。

 

ラーメンとスープを考慮して考えるのと同様。

 

メロディーを引き立たせるフレージングを心がけましょう。

 

ラーメン屋の店内の雰囲気 = パッケージング

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ラーメンの場合

最近流行っているラーメン屋は、女性でも入れるような、小綺麗な内装。

 

オシャレな箸置きに、お店専用の箸、レンゲ、器。

 

ラーメン以外の場所に気を使う事で、より多くのお客さんにアプローチ出来る訳です。

 

音楽の場合

パッケージの仕方で聞いてもらえるか否かが判断される事も多いです。

 

Demoだったら、その曲についての説明であったり、ワンクリックですぐ再生できるような気遣いであったり。

 

相手に負担のないよう、自分の曲を聴いてもらうにはどうするか、ということに繋がるのではないでしょうか。

 

お店の看板 = あなたの名前

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ラーメン屋も、あなたの名前も、信頼があれば、お客さんが来ます。

 

その逆もしかり。

 

どんなにおいしいラーメンでも、評判が悪ければお客さんは、店にさえ入りません。

(店員の態度が悪い、店が汚い)

 

まとめ

音楽とラーメン、例えるの難しかった・・・

 

音楽は時間芸術なので、完全には例えきれてないとは思いますが、参考にどうぞ。

 

 

 

-アレンジ, 作曲, 雑学