プロっぽいBGMや歌モノの作曲に欠かせないもの。それはコンセプト。

2016/08/26

music-1290088_1920

作編曲をするときに、最初にする事は何ですか?

あなたは作曲するとき、まず何か始めますか?

 

鍵盤が得意なら人なら、とりあえず弾いてフレーズを探ってみたり。

 

楽器何使うか選んだり。

 

メロディーを考えたり。

 

コード進行を考えてみたり。

 

でも、「ある重要な事」をしないで、製作を始めても、恐らくしばらくしたら手が止まってしまうと思います。

 

その重要な事とは・・

 

コンセプトが無い=判断の基準がない。

例えば、「愛」をテーマに、1曲作る事にしたとしましょう。

 

 

「グっとくるメロディーを作ってやる・・・皆からの全貌の眼差しが待ち遠しい・・・」

 

 

意気込んで鍵盤に向かいます。

 

 

何はともあれ、鍵盤に向かって手を動かします。

 

 

あんなメロディー、こんなメロディー、そんなメロディー、とりあえず弾き殴ります。

 

 

コレにしようか、アレにしようか・・・

 

 

一時間後

 

 

「メロディー、全部なダメな気がしてきた・・・」

 

 

こんなこと、良くあるんです。

 

 

上記のような、とりあえず、手を動かすも迷宮入りするパターン。

 

 

もしくは、迷宮入りせず作り続けて、結果、何がしたいのか分からない曲が出来るパターン。

 

 

どちらも、「コンセプトメイキング」が最初に行われていないのが原因です。

コンセプトメイキングとは

document-428331

確かに「愛」について曲を書く、ということを決めました。

 

 

でも、一言に愛といってもいろんな愛があるはずです。

 

 

家族愛、兄弟愛、恋愛、友人愛。

 

 

兄弟愛ひとつとっても

 

 

「何の変哲もない平凡な兄弟の関係性なのか」

「優秀な兄と、その巨大な壁に阻まれる弟の関係性なのか」

「優秀な弟と比較されて窮屈な思いをする兄との関係性なのか」

「生き別れた兄弟の関係性なのか」

 

 

そう、愛っていう漢字一文字だけでは、抽象的すぎるんです。

 

 

コンセプトが抽象的であればあるほど、何でもアリになってしまいます。

 

 

なんでもアリなら、何がダメなのか、何が良いのか、判断する基準がありません。

 

 

この判断基準がぼやけている状態を、「コンセプトが曖昧」なんて言ったりしますよね。

 

 

何が必要で、何が必要で無いのか、判断基準を明確にするために具体的にコンセプトメイキングをする必要性があるんです。

 

 

コンセプトの明確な楽曲は、楽曲の質(作曲・編曲・ミックス・音源のクォリティー)が多少追いついてなくても、聞く人が聞けば「あ、この人分かってるな」と評価します。

 

 

これがプロっぽさの根底にあるものです。(技術と機材が追いついたら本当のプロっぽい)

コンセプトメイキングのイメージ

簡潔に言ってしまうと

 

 

「製作時に、判断基準として役立つ具体性までコンセプトを明確化する」

 

 

となるんですが、なんかピンと来ませんよね。

 

 

なので、次に紹介するイメージを利用して、自分は楽曲製作してます。

 

枠で捉えるイメージ


スクリーンショット 2016-08-26 16.19.58

こんなイメージでコンセプトメイキングを利用しています。

 

 

今回の「愛」というテーマで言えば

 

 

誰と誰の愛なのか?

2人の関係性は?

周りに関係者はいるのか?

楽しい時なのか悲しい時なのか?

 

 

どんどん具体的にイメージしていき、それと同時に、「コンセプト」という枠も積み上がっていくイメージです。

 

 

そして、自分の中でしっくり来るレベル

 

 

「この愛のイメージなら曲が書けそう」

 

 

という所までコンセプトが具体化できたら、その時点でコンセプトの枠も完成しています。

 

 

そして重要なのが、その枠の範囲の中で「遊ぶ」んです。

 

 

枠と聞くと、窮屈なイメージですが、逆に言えば

 

 

「枠の中でなら何をしてオッケー」

 

 

ということなんです。

 

 

枠を決めて、枠の中で遊ぶ。

 

 

プロっぽさと創造性の両立が可能です。

 

まとめ

コンセプトが決まっていない状態、今回の「枠」が出来ていない状態で楽曲製作を始めても、迷うし、不安、遊べぶ余裕もなく頭の中の整理も付きません。

 

なので、手をつける前にコンセプトメイキングをしっかり行いましょう。

 

自信があり、遊び心を持って、楽しく創造的に、結果も付いてくる、そんな楽曲製作にしていきたいですね。

 

 

-アレンジ, 作曲