「完全教祖マニュアル」に学ぶ、熱狂的なコミュニティーの作り方(その2)

教祖してますか?

どうも、プロスピです。

このシリーズでは「完全教祖マニュアル」を参考にして

・教祖になろう編(ビジネルモデル解説)

・教義を作ろう編 (商品開発)

・宗教を広めよう編 (マーケティング)

上記の3回に分けて、凡人が人の上に立つ方法として

唯一残された「教祖」がいかに素晴らしいかを書いてます。

「完全教祖マニュアル」に学ぶ、凡人が人の上に立つ方法(その1)

第2弾のこの記事は「教義を作ろう編 (商品開発)」です。

新興宗教の教義の作り方ノウハウが

僕らの日常生活レベルでどう活かされているか?を学んでみたいと思います。

 

教義を作ろう(商品開発)

まず、教義と聞いてどんなイメージを持ちますか?

「すごい小難しい言葉で、めっちゃ文章を書く必要がありそう・・・。」

って人思った人には著者からの力強いメッセージ。

最初は頭の中で作っておいて、その都度、口頭で弟子に指示するだけでも全然構わないのです。

放っておいても後で弟子たちが巧いこと成分化してくれます。

教祖の言葉はありがたみが違いますからね、例えテキトーなこと言っても

信者はそこに意味を見出さずにはいられないのです。

多少おかしな事いっても従順に守って行動してくれるはずです、信者なので。

 

神を作ろう

宗教を作ろうと思ったら、外せないのは神の設定です。
(コンセプトメイキングみたいなもん)

ただ、その前に理解しておかなければならない点があって

前章でも述べたことですが、宗教で大切なことは、それが正しいかどうかではなく、人をハッピーにできるかどうかです。神もこれと同じで、「いる」と仮定した場合に、そこからどんな素晴らしいことを得られるか。問題はそこなのです。

つまり、教祖のお仕事は、「人々をハッピーにすること」なので、神がいようがいまいがハッピーじゃなければ意味ないのです。

 

そうではなくて

「神はどうやって僕たちをハッピーにもたらしてくれるのか」

という「How」の部分がずっと大事だということ。

 

そしてさらに衝撃なのが

神は困っていれば助けてくれる便利なお助けキャラではなく、困っていること自体を肯定する存在だと言えるのです。

例えば、前の記事で例えに出した

「自宅でモニタリングスピーカーをセッティングする時に、インシュレーターとの相性が

抜群のレンガについて語り合うコミュニティー」

に応用すると。

プロスピ

石くずは試練を意味する神からの啓示。レンガからボロボロ落ちてくる石くずでアレルギーになったこと

それすなわち、神が私にお与えになった試練に違いない・・・!

みたいなことになります。いい感じでカルトっぽさが出てきましたね。

 

どうしても避けられない問題がある場合、これも組織運営の知恵ともいえそうですね。

解決不能かつ我慢しなきゃいけないなら、前向きに捉えた方がマシですから。

 

既存の宗教の焼き直し

1からオリジナルの教義を作るのは大変です。

過去に全く存在しない、完全のオリジナルのものを作るのは相当難しいし

仮に作っても、需要があるかどうかを判断が非常に難しいというデメリットがあります。

(当たれば独占状態ですけど)

あなたはまず仏教、キリスト教などの伝統宗教、もしくはそれなりに歴史のある新興宗教へと入信します。

しばらくはそこで真面目に信者生活をして下さい。

すると、どうしてもそこの教えに対し、「これは現代的感覚にあってないな」と思うところが出てくるはずです。

そうなればチャンスです。その「会ってないな」と思うところを適宜修正し、別の一派として教団を立ち上げるのです。

これはビジネスでは常套手段

「同業者をリサーチして、競合がカバー仕切れていない需要を満たしたサービスをする」

というもの。ただ、真似するのはナンセンスで、「パクりつつもいかに付加価値を加えるか」が腕の見せ所ですね。

 

自分がこれから中心となって組織したいなら

オンラインサロン・SNSコミュニティー等々に侵入して、中でどのように運営してるのか

をリサーチすればおっけーですね。

仮に、入って楽しかったらそのまま継続するもありかもしれません。

 

反社会的な教えを作ろう

宗教の本質というのは、むしろ反社会性にこそあるのです。特に新興宗教においては、どれだけ社会を混乱させるかが肝だということを胸に刻んでおいて下さい。

あまりに衝撃的すぎて、この文章自体がもはやマジやべえカルト宗教です。

そもそも宗教はその社会に根ざした問題を発端に発生するものだそうですが

そういう問題って、基本的には臭いものにフタ理論で切り捨てられます。

 

確かに、既存社会のメジャーな価値観からしたら

関わったらいけないマジやべえやつなのかもしれません。

 

でもです、例えば

「1日8時間以上雇用されて働くことは、自分を大切にできない人間がすることである」

とかいう教義があったらどうでしょう。

 

確かに、現状だと非難は必至でしょうけど、40年、50年後は分かりませんよね。

生活コストを稼ぐために必要なことは、AIが全部やってくれてるかもしれないし。

 

既存社会を支配してる価値観なんて数あるうちの1つにすぎません。

なので、「時代の半歩先をいく変人」ぐらいが教祖には丁度いいのかもしれませんね。

高度な哲学を備えよう。

次にあなたが用意すべきは高度な哲学です。

論理的に構築された高度な哲学があれば、インテリを釣ることだってできるのです。

インテリと宗教といえば、当時世間を騒がせたオウム真理教の幹部たちも

東大その他のインテリがいたのには衝撃がありましたね。

 

そして、この本では凡人の僕たちではなく

このインテリたちに哲学を構築させてしまう、という強烈なノウハウを紹介しています。

①社会のおかしい点を発見

②理想の世界を主張

③理想を掲げながら社会のおかしい点を叫びまくる。

これがインテリを釣る三段論法だそうです。

教祖とはいえ、凡人の僕らがなぜこの方法でインテリを釣れるのか?

ズバリ、それこそこのノウハウの突き抜けたポイントで

インテリは論理的思考が得意なゆえに

逆に「前提」を作り上げるといった非論理的蛮行には踏み切れないのです。

この点においてのみ教祖はインテリに優越します。

「教祖の唯一の強み」「インテリ問題解決欲求」をうまいこと利用するのです。

プロスピ
カルト宗教の弱みである非論理的な特徴を逆手に取っている・・・。恐ろしい・・・。

 

あと、これは音楽でも「あるあるだわ〜!」ってのがあって

キリスト教神学だって最初の頃は「はじめに言葉があった」という文章をみたインテリが

「言葉・・・ギリシャ語で言えばロゴス・・・。

はっ!つまり、ギリシャ哲学で考えるとこういうことか!深いな、キリスト教!」

という具合で聖書解釈学が勝手に発展していったのです。

例えば楽曲分析してるとき。勝手に小難しく考え始めて

プロスピ
くっ・・・必ず体系的に説明しきってやるぜ・・・!

 

って熱くなり、必死でいろんな理論を引っ張り出して理屈をこね始めるんですよね。

曲書いた本人はそんなこと意識してないんだけど。

 

なので、教祖の口数は少ないぐらいで丁度いいのです。インテリからすれば

情報量は少ないほど、ありがたみと解釈のしがいが出てきます。

ブランディング化が確立されたら

無駄なこと、いやむしろ、必要なことでもあえて削る方が

なんか意味がありそうな雰囲気を醸し出せるかもしれません。

大衆に迎合ノウハウ(商品開発ノウハウ・ウケる教義)

ここまでのノウハウで

「反社会的で社会的弱者の苦難をそもそも肯定化するインテリに作らせたイケてる哲学」

ができたはずです。

そして、この教義をより下々の人間に響くよう

よりポップに、よりキャッチーに調整を加えていきます。

 

かの秋元康さんもこんな発言をしていますね。

スタッフにずっと言っているのは、「カルピスの原液を作らなきゃダメだ」と。カルピスの原液さえ作れば、例えば、カルピスウォーターにさせてもらえませんかとか、ホットカルピスにさせてもらえませんかとか、アイスクリームのカルピス味を作りたいんですけど、というお話をいただけて

だけども、この原液がなくて、なんとなく当たっちゃったものっていうのは、すぐ同じものが作られるし、競合が出て来る。だから常に、この優位性はなんなんだろうなと考えるということです。 

 

教えの簡略化

一般人は難しい哲学なんかに興味はない、彼らには簡略化した教えが必要だ

要するに

「反社会的で社会的弱者の苦難をそもそも肯定化するインテリに作らせたイケてる哲学」

「お湯を入れたら3分でハッピーになれる哲学」

にするということです。

 

仏教は南無阿弥陀仏と言っとけば、キリスト教は十字架切っとけば

とりあえず天国に行けるそうで。

このぐらい、ポップでキャッチーで落とし込む必要があります。

 

これは全てのビジネスで意識することが必要。

やりすぎなんじゃないの・・・?って心配になるぐらいで丁度いいかもしれませんね

葬式をする

また、民衆心理にすり寄るために当地の実情も教えに組み入れておきましょう。

具体的にいうと日本なら葬式や墓参りです。現在では日本人も葬式や墓参りへの関心が大分薄れてきましたが、

それでも大多数の日本人は死んだら葬式して欲しいし、子孫には墓参りもして欲しいと考えているはずです。

その業界の「当たり前の儀式」っていうのは、信頼できる組織を演出するためには必要なのかもしれません。
(葬式の場合は、普通にビジネスとしてお金が動いてるのが大きい。)

・やたら電車で広告してる大学のオープンキャンパス

・就職活動のどうでもいい合同説明会

・誰に向けてやってるのか分からない、芸能人の不倫騒動による事務所の謝罪会見

マーケティングを兼ねてる面が大きいでしょうけど。

俗世で信用を勝ち取るためには、こういうことが必要なんでしょう。

現世利益をうたおう

一般人の心を動かすのは、「目に見えて効果を実感できる利益」です。

何パターンかあります。

病気系

あるあるは「痛みがなくなる系」

「手をかざせば、痛みが取れます」みたいな宗教で本当に楽になったという人はたくさんいます。

多分プラシーボなんですけど、本人が治ったと思ったんだから

「信者をハッピーにする」という本来の目的を達成できてるからおっけー。

 

治らなくてもいい、気持ちが大事効果

仮に治らなかったとしても、「本当に心配してくれた」「親身になってくれた」

と愛を感じてくれれば、そのコミュニティーには価値を感じ、救われた気持ちになるはず。

繰り返しますが、病気が治るか治らないかではなく、「ハッピーかどうか」が重要なんです。

 

理由を与える系

相席居酒屋ってありますよね?

男性は有料なんだけど、女性は無料で飲食できて、お店が出会いをセッティングしてくれるやつ。

で、男性の皆さんに聞きたいんですけど

あれって、女性は「無料でご飯をたべれる」からお店に行ってるだけだと思ってませんか?

 

これがね、違うんですよ。実際のところ、女性も出会いを求めるんです。

相席居酒屋のすごいところは、女性にタダ飯という理由を与えてるんです。

女性としてはストレートに「男に飢えてるんです!」とは言えないわけで

付加価値としての言い訳があることで、女性の心理的負担を軽くしてるわけです。

 

ここで何が言いたいかっていうと

「理由」っていうのは行動を起こす上ですごい大事ってこと。

電車で人に席をゆずだけでも「相手が社会的弱者である」っていう理由づけがないと

席が譲れないんです、特に日本人は。

 

なので、「やればハッピーになれる善業の理由を用意してあげる」ってのも立派な現世利益の提供です。

偶像崇拝しよう

一般大衆にとって大事なのは、「分かりやすくて、見えること」

宗教なんてよくわからないもんですから、その概念を偶像という形で見える化してあげます。

 

BABTMETALっていうバンド知ってますか?

この女の子3人組なんですけど、アイドルヘビメタの融合がコンセプトで

レディー・ガガとかの前座も務めた超実力派(バックミュージシャンが)バンドです。

(今年の初めにバックのギタリストの方が亡くなってしまったのは衝撃でしたね)

 

このバンドは宗教っぽさを戦略的に採用していて

「メギツネ様」という偶像崇拝を推奨してます。(動画をどうぞ)

また、「フォックスサイン」というファン共通のポージングもマニュアル通りですね。

(祈りがポップでキャッチー、やれば簡単に盛り上がる。ハッピー)

まとめ

宗教って、人の感情を合理的にコントロールする、という点において

様々なノウハウがたくさん詰まってるんですよね。

ビジネスもつまるところ、人と人との関係なので人の感情にアプローチできない

人は結果が出せないと思うんです。

 

なので、僕たちはあくまでも「信者をハッピー」にするために

これらのノウハウを活用していきたいですね。

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プロ・スピリチュアルコンポーザー

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仕事は「作曲家 x 占い師」。作曲に占いからアプローチする第一人者。楽曲提供はワンピースVRのPV楽曲、ケリ姫のゲーム音楽などゲーム音楽を中心に。「音楽 x 占い」の可能性をインターネットでいかに高めることができるのか、ハイブリッドフリーランスの肩書きを掲げて活動している。
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